カナダ短期留学記 最終日
昨夜23時に無事全員でバンクーバーから日星高校まで帰ってくることができました。バンクーバー空港を出発する時には、見送りに来てくれたセントパッツの生徒やホストファミリーとの別れを惜しんでいる様子が見られ、涙する生徒の姿も見られました。それだけ充実した2週間だったのだと感じることができました。合計20時間を越える移動で終盤は疲れ果てた様子でしたが、何事もなく2週間の研修を終えられたことを嬉しく思います。
この2週間を通し、生徒たちはさまざまな経験をしました。そこからは色んな気づきもあったことと思います。もちろん生徒それぞれ感じ方や考え方は様々ですが、おそらく全員が共通して強く感じたことは、「世界は広い」のだということだと思います。カナダは人口の4分の1が移民であり、街中を見てみるとさまざまな人種の人がいます。食事も多国籍な料理を楽しむことができます。昨今は世界情勢が不安定ですが、色んな国の文化がうまく共存している社会もあるのです。
コロナウイルス感染拡大のため、実に3年ぶりの実施となった今回のカナダ研修でしたが、こういったことを高校生の時期に自分の目で見て、肌で感じることは非常に有意義なことだと再認識しました。この2週間での成長で留まるのではなく、この経験を活かして今後さらに成長し、ゆくゆくは次世代を担っていってくれることを期待しています。