二学期始業式 「過去の知恵と未来への備え」校長式辞より
校長式辞より(一部省略)
皆さん、1学期の終業式で、百人一首を覚えることの利点についてお話しました。大阪公立大学の教授から「ネットワークが広がる」と教わり、半信半疑ながらも挑戦し、実際に様々な縁が生まれました。百人一首には脳を鍛える効果もあるかもしれません。
さて、地震考古学の寒川旭先生から「日本人はどんな大地震を経験してきたのか」という本をいただき、そこには百人一首に詠まれた貞観地震の津波についての記述がありました。平安時代の貞観以降、多くの大地震が発生し、現在もそのような時期にあると言われています。今年も南海トラフ地震に関連する地震が起き、「巨大地震注意情報」が発令されました。南海トラフ地震が発生すると、日本の広範囲が被災する可能性があり、命を守るための準備が必要です。
私たちが住む舞鶴は比較的安全ですが、震度5程度の揺れは予想されています。皆さんの20代から30代にかけて、地域の復興を支えるため、将来こちらに戻ってくることを考えてほしいです。
3年生の皆さんは、就職や受験が控えています。相談があれば、遠慮なく校長室に来てください。1、2年生も気軽に訪ねてください。皆さんが有意義な2学期を過ごせることを期待しています。
始業式後、学校生活部 原田先生よりのお話
エジソンの言葉に「成功への道において、最も重要なことは、諦めないことだ」というものがあります。皆さんも、何かを達成するには、諦めずに「もう一回やってみよう」という気持ちが大切です。
2学期には、皆さんが楽しみにしている文化祭があります。これは大きな行事であり、みんなで力を合わせて成功させたいものです。しかし、その中で大切なのは、ルールを守りつつ、どうやって楽しむかを考えることです。ルールの中で創意工夫し、最大限楽しめる方法を見つけてください。
自分にできることを精一杯やり、諦めずに挑戦することで、必ず素晴らしい成果が生まれるはずです。皆さんが良い二学期を過ごせることを心から期待しています。一緒に頑張りましょう。
最後に、この夏インターハイに出場したレスリング部の表彰と報告
この夏、私たちのレスリング部はインターハイに出場し、見事に個人戦で入賞を果たしました。選手たちは日々、自分との戦いに挑みながら、素晴らしい成果を手にしました。
レスリングは、特に暑い夏場には非常に過酷なスポーツです。選手たちは、厳しいトレーニングだけでなく、減量という大きな試練にも立ち向かいました。
インターハイ本番では、体力や技術だけでなく、精神力も試される場面が多くありました。相手との真剣勝負の中で、自分を信じ、練習の成果を出し切ることができたからこそ、今回の入賞という結果に繋がったのだと思います。
選手たちは、この経験を通して、一歩一歩確実に成長しています。彼らの努力とその成果を誇りに思います。そして、これからもさらに高みを目指して、皆で頑張っていきたいと思います。
暑い中、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。これからもレスリング部の応援をよろしくお願いします!