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無事2学期終業式が終わりました 感謝

学校行事

終業式校長式辞です

8月30日に始まった今年の2学期でしたが、大きな災害や事故がなく終業式が迎えられたことに感謝し、私たちをお守りいただいている神様に感謝したいと思います。

2学期を振り返るとコロナ対応に追われた1学期間でした。感染拡大の最中に始業式があり、その後、第5波が猛威を振るいました。日星高校でも臨時休校になったのは記憶に新しいところです。日本では現在は感染状況が沈静化していますが、今の世の中は「with コロナ」の時代と言われ、感染症予防を第1にした生活様式に大きく変化しています。

学校生活では文化祭等の行事や部活動の中止や変更をしなくてはならなくなりました。日常生活の中でもマスクを必ず付けたり、行動制限やいろんな制約がある中で生徒の皆さんにも我慢を強いる状況が続いています。こうした中ですが、生徒の皆さんは状況を理解し、的確な行動してくれました。その成果もあって校内の感染拡大を最小限で抑えることができたのではないかと思っています。今後はオミクロン株の感染拡大で第6波の襲来が懸念されており、まだまだ油断できない状況がつづきます。今の沈静化した状態に気を緩めることなく感染防止に努めて過ごして欲しいと思います。

【1年を振り返って】

1年を振り返って、私の場合は、4月に校長に就任しましたので、8ヶ月余り、校長として日星高校で過ごした感想などを述べて、2学期終わりの挨拶にしたいと思います。

4月の始業式で、今年は「挨拶をしっかりしよう」と「毎日の授業を大切にしよう」の2点を今年度の目標として話しました。

「挨拶」に関しては朝夕を問わず気持ちよく元気な挨拶をしてくれる生徒が徐々に増えてきたと思います。今後も気持ちの良い挨拶が出来るように心掛けてください。

そして「授業」に関しては、毎日ではありませんが、時々教室を回り授業見学をしています。私の見ている限りにおいては、ほとんどの生徒が、当たり前ですが前を向きしっかり先生の話を聞いており、授業態度の向上が見られました。その頑張りに比例して学力も確実に伸びてきています。3学期も引き続き集中して授業に取り組んで欲しいと思います。

もう一点、話をした言葉があります。「凡事徹底」です。今も職員室前の廊下に平尾先生が書いてくださった見事な「凡事徹底」の書があります。日常平凡なことでも人に負けないくらい徹底し、当たり前の事を当たり前にちゃんとすること。このことを心掛けて毎日を過ごすことは、知らず知らずの内に自分を成長させてくれます。

日々の生徒たちの様子を見ていると大半の生徒はきちんとした生活が送れていると思います。しかし、残念ながら中には基本的なルールが守れなかったり、当たり前の事が当たり前に出来ていなかったり、自分自身を大切にできていない生徒がいたのも事実でした。

今年一年を一人ひとりがきちんと振り返り、「凡事徹底」の四文字を忘れずに新たな目標を設定して新年を迎えてほしいと思います。

【日々の取組の成果】

日星高校の日々の取組は市民の皆さんにも大いに評価されています。一例として、

11月には、まいづる環境市民会議において、「まいづる環境市民賞」をいただきました。これは、環境に対する意識や活動をより多くの人に拡げ、環境にやさしいまちづくりにつなげるため、優れた環境活動を行う個人や団体に贈られたものです。また、「東京2020オリンピック・パラリンピック ホストタウン功労者表彰」も授賞しました。感謝状交付式が舞鶴市役所で行われ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣からの感謝状を舞鶴市長様からいただきました。舞鶴市のホストタウン誘致から日星高校は関わらせていただき、舞鶴市を訪れたウズベキスタンの方々との交流をはじめ、ホストタウン決定後の歓迎セレモニーでは本校チアリーディング部がパフォーマンスでもてなす等の活動に対しての表彰でした。

こうした受賞を励みに、舞鶴で唯一の私立高校として地元と協働し、故郷を愛し地元に貢献できる心豊かな人に成長してくれることを願い取組を継続していきたいと思っています。

 

【今年一年に感謝 良いお年をお迎えください】

最後になりますが、長い冬休みに入ります。年末年始で誘惑の多い時期ですが、社会のルールを守って生活し、安心・安全に心掛けて命を大切にして過ごして欲しいと思います。こうして無事に新しい年が迎えられることに感謝の気持ちを忘れず、そして3学期の始業式では新年の抱負に輝く元気な顔が見られることを願っています。

今年一年間お世話になった多くの方々に感謝を申し上げ、2学期終わりの挨拶とします。

 

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