1学期終業式を迎えることができました
暑い中でしたが、終業式を迎えることができました。
初めに校長式辞(抜粋)
大きな事故や災害もなく今日の日が無事に迎えられたことを嬉しく思い、お守りいただいている神様に感謝をしたいと思います。
この1学期間を振り返って見てみると、全体的に大変落ち着いて学校生活が送れていたように思います。何よりもコロナ対応が4月以降大きく変わり、学校生活が徐々に従来の形に戻りつつあることも落ち着いた学校生活が送れた大きな要因の1つだと思います。
学校行事も以前のような形で実施する事ができました。5月1日には全校で創立記念ミサを開く事ができましたし、6月9日には日星祭体育祭の部も従来の形で実施する事ができました。日々の勉強を頑張る事はもちろんですが、こうした行事を体験することで皆さんの自主性が育ったり、学校生活への満足度が高まっていったのではないかと思っています。
しかし報道によると、このところ徐々にコロナの感染者が増えてきて、第9波に入ったと言われています。専門家によると、新型コロナは決して終息することはなく、形を変え大小の波を繰り返しながら生き残っていくそうです。そうなると以前の中国のように「0コロナ」と言う対応は無理で、いかにコロナとうまく付き合っていくかと言う「With コロナ」の発想と対応が求められるようになります。元の生活に戻しつつ状況に合わせた対応が大切と思います。今は自由にできているマスクも状況によっては付かなければならない日が来るかも知れません。そんな時も「With コロナ」の発想で適切な対応をして、コロナとうまく付き合っていくようにしましょう。
落ち着いた学校生活が送れている中、部活動の活躍も目立った1学期でした。野球・レスリング・バドミントと言った強化クラブの他にも文化系クラブも含め、たくさんの好結果の報告を聞かせてもらい大変嬉しく思っています。レスリング部はインターハイや国体にそれぞれ2名が出場を決めています。また野球部は7年ぶりに春季大会でベスト8に入り、夏の大会でのシード権を獲得し、夏の大会でも活躍が期待されたのですが、残念ながら3回戦で敗退してしまいました。
現在は各部とも3年生が引退し新チームで活動を始めていると思いますが、新チームでも一層の活躍を期待しています。
さて、今世の中で話題になっている事の1つに生成AIと言われる「Chat GPT」があります。興味がある人もいるのではないかと思います。知っていると思いますが、日星高校では2017年から京都府北部で先駆けてICTを使った授業を先進的に取り入れてきました。この基礎の上に「Chat GPT」をうまく使えば仕事や学習の一層の効率化が図れ、学習成果の向上が期待できます。ただ無条件に使う事は課題も伴いますので、使い方やルール決めて、積極的に授業の中でも使っていこうと考えています。
特に日星高校が力を入れている「探究学習」では、この「Chat GPT」を有効的に活用することで、これまで以上の成果が期待できるのではないかと思っています。
これはまさに4月の始業式で話した日星高校の「不易と流行」の流行に当たります。
今後は先生達も研修を積み、こうした話題の先進的な流行を積極的に授業に取り入れられるようにして、生徒の皆さんにとって効果的で先進的な学習ができるようにしていきますので期待していてください。
最後になりますが、明日から夏休みに入ります。3年生は進学や就職に向けて忙しい夏休みになると思います。1・2年生の皆さんも部活動や資格取得、人によってはアルバイト等を頑張る人が居ると思います。くれぐれも安心安全に気を付けて、命を大切にして有意義な夏休みを過ごして欲しいと思います。
始業式に元気に揃った顔を見られることを祈念して1学期の終業式の式辞とします。
生徒部長 保健部長より
二学期、皆が元気で再会できるように事故やけがのないように
何かトラブルが発生した際は、自分で解決せず保護者や学校に相談を
保健部長のお話の中での 絵本「しあわせのクローバー」 (厚生労働省ホームページより)