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日星NOTOボランティアプロジェクト報告会

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本日、7月30日に実施した能登半島地震復興現地ボランティアの報告を全校生の前でプレゼンテーションしました

この夏、私たちの学校では、能登半島地震のボランティア活動として輪島市にいきました。参加したのは37名の生徒と7名の教員の44名でした。

まず、生徒会本部役員の田中さんが、現地の写真を映しながら全体報告を行いました。田中さんは、現地までの道のりでは崩れた道路を迂回しながら到着し、輪島では倒壊した家屋や焼けた市場の様子を目の当たりにしたことを報告しました。震災から半年以上経過した今でも、現地ではボランティアの力が必要とされていることが強調されました。

続いて、1年生を代表して吉村さん、山野さん、千賀さんが発表しました。彼女たちは、手付かずのひどい状況や、瓦礫の撤去を手伝ったこと、被災者の方々は猛暑の中やいつ揺れるかわからない状況で精神的にも大変だと思うなど語りました。それでも、被災地の方々が親切に接してくれたことに感謝し、自分の小さな力を誰かのために使える人になりたいと強く感じたそうです。また、「忘れないでほしい」という被災者の方の言葉が心に残り、今後も自分たちにできることを続けていきたいと語りました。

次に、2年生を代表して佐々木さんと佐藤さんが報告を行いました。被災者の方から聞いた話では、地震の恐怖と不安の中で、若い世代から声をかけてもらうことで非常に支えになったと語られました。若い力がどれほど大きな支えとなるかを実感し、今後も勇気を持ってボランティア活動を続けていきたいと話していました。そして何よりも、「命が大切だ」という被災者の言葉を噛みしめ、この地震を風化させてはいけないと強く決意しました。

最後に、3年生の坂本さんと西野さんが報告を行いました。彼らは、現地での作業が1件しか進められなかったことに無力さを感じながらも、まだまだ支援が必要であることを痛感しました。被災者の話から、地震の大きな恐怖を再認識し、どんな状況でも周りを見て行動できるよう、今の自分たちに何ができるかを常に考えていきたいと語りました。

締めくくりとして、生徒会本部役員の川北さんが「忘れず、次に何ができるかを考えていきたい」と述べ、報告会を終えました。

この報告会を通じて、私たちは震災の記憶を風化させず、今後も被災地のために何ができるかを考え続けることの大切さを学びました。

 

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