なぜ今、探究学習なのか(背景)後編
みなさん、こんにちは。
ここでは、探究学習について日星高校で何をやっているかをお伝えしていきます。
今回は第2回となります。第1回の続きです。
第1回はこちら→https://www.nisseihs.ed.jp/myway/なぜ今、探究なのか(背景)前編/
さて、前回は背景をやわらかくお伝えしましたが、今回は少し堅いお話です。
文部科学省の資料を根拠としてまじめな説明をすると、それは平成30年に学習指導要領(学校での学習について、その内容や方法を示したもの)が改定されたから、です。
改定の背景は、予測困難な社会情勢です。課題を自ら発見しそれを解決する力や、今までなかった新しい価値を創造する力をより強く求める現状があります。
また、探究のプロセスを意識した学習活動に取り組んでいる生徒ほど、各教科の正答率やOECD が実施する生徒の学習到達度調査(PISA)における好成績を修めているそうです。学習の姿勢に大きく貢献するものとして、国際的に高く評価されています。
ただ与えられた課題をこなすだけでなく、自らの未来をどのように作っていくのか。感性をはたらかせながら主体的に自分の人生を創っていく力が身に付くようなカリキュラムにすることが必要とされています。
こんなことが背景にあって、探究学習が「推し」の学習になったわけです。
みなさんの「推し」は何ですか?
みなさんの今日が良い日でありますように。